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市販戦略について雑感 3  

シストレブログを巡回してると某販売サイトの某市販戦略が過去最高益を更新とのニュースがあった。
普段こういうニュースは全く気にしないのだが、よくよく見ると以前に購入した戦略だった。ロジックを見て即お蔵入りした戦略だったのだが、今どうなっているのか気になったので検証してみた。

2016年の結果だけ見ると以下の通り。

バックテスト最適分散
2016年-0.34%+2.55%


・・・なかなか興味深い結果に。少なくとも運用しておきゃ良かった、とは思わなかった。
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売り禁の影響  

久々に戦略を停止することに。昨年から運用していた仕手株・材料株逆張りショート戦略なんだけど、1年トレードしてみたら売り禁の影響でほとんど結果を出せなかった。昨年6月の検証時にシミュレーション通りの結果が出ない可能性が判明してたけど、1年トレードしてみて明らかに駄目だったので運用停止に。

スペック
・デイトレ(逆日歩が嫌なので)
・S高張り付きを食らわないように仕掛けを工夫。決済は引成。
・1銘柄当たり50万円上限。
・2015年1月運用開始。

2015年通年売り禁検証

資産曲線をプロットすると残念な結果に。想定の1/7程度しか稼げてない。
最適分散後の期待値が+2.63%あったのに、売り禁銘柄を除くと+0.83%に大幅に低下。勝率も70%あったものが57%に低下。逆に売り禁銘柄だけみると、期待値+6.30%、勝率90%と無茶苦茶成績が良い。売り禁後の買い方のババ抜きにならないと下がらないというのは本当のようだ。

一応、SBIやカブコムの空売りサービスを使ったり、爆上げした銘柄を両建てしておいてシグナルが出たら買いを外すとかやると運用できるが、流石に大変なのでそこまではしないことに。結局、頑張って作った戦略は絵に描いた餅になってしまった。

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市販戦略について雑感 2  

ふと、以前に買った古兵エンジンの成績がどうなっているのかと思って検証を回したらえらいことになっていた。

標準ファイル購入前(~2015.04.30)
古兵エンジン_通年レポート_発売前

標準ファイル購入後(2015.05.01~)
古兵エンジン_通年レポート_発売後

発売前は最高の戦略だったはずだが・・・。バックテスト段階の期待値も発売前+1.86%→発売後-1.80%と大きく悪化。
ここまで悪化するのはカーブフィッティングやマーケットインパクトが理由じゃないでしょ。


ところで、多くの市販戦略が発売後に悲しいことになっているけど、もし買うかどうか悩んでいるのなら開発者に以下の質問をすると良いと思う。

・戦略はどのように作ったか?思想は?
 チャートからの観察、機械学習、多変量解析、ひょっとしたらファンダなど色々あると思う。機械学習系の戦略はカーブフィッティングの可能性大なので気を付ける。

・戦略は使っているか?
 開発者が使っていない戦略は論外でしょう。使っていないなら理由を聞いとく。また、カスタマイズして使っているのなら公開する意思があるか確認。

・戦略を使っているとして停止する基準はどのようなものか?また戦略を停止した場合アナウンスする意思はあるか?
 買った戦略がうまくいくかどうかは誰にもわからないけど、開発者に誠実さがあるかどうかは確認したほうがよいかと。

・フォワードテストはどのくらいやったか?
 自分はフォワードテストの期間をあまり重要視してないんだけど、一般論から言えば聞いといたほうが良いか。

・販売本数はどのように決めているか?
 最近マーケットインパクトのせいで成績が振るわないという意見が見られるけど、過去に戦略を販売した実績があるならマーケットインパクトは簡単にわかるはず。そういった考慮して販売本数を決めているか確認しとく(特に逆指値使うやつ)。考慮されていないのなら、マーケットインパクトによって成績が悪化することがわかっていて売っているので避けたほうがよいかと。

・購入者とコミュニケーションを取る意思があるか?
 これが一番重要だと思う。売りっぱなしの単なる商材屋は避けるべき。

・統計学の知識があるか?
 別に深い知識は必要ないと思うけど、販売者の中には「統計的に優位性のある戦略を開発しております」といっておきながら標準偏差と標準誤差の違いもわかっていないような人がいたので一応確認しとく。

こんなところでしょうか。とにかく戦略の思想と開発者の誠実さを把握しとくのがよいかと。戦略の疑問点を晴らし開発者の人格を信用した上で戦略を買ってみて、それでも運用してみて駄目だったのならそれはそれでいいんじゃないかな。得るものが何もないということは無いはず。

まぁ、自分みたいな弱小システムトレーダーから言えるのは、市販戦略やパンローリングの高い本よりもネットの無料の情報やAmazonの中古の安い株本が戦略を作る上で参考になりました。

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市販戦略について雑感  

ふと思ったのだが、戦略販売サイトや戦略開発者って、購入者に対して利益相反になることをしてないのかな?
先物やFXは関係ないのだろうけど、株の小型株は資金があればいかようにもできると思う。
詳しくは書かないが、もし仮にサイト運営者や開発者、購入者の中に機関投資家がいるとしたらゾッとする。

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仕手・材料株逆張りショート  

たまにはシストレの話を。

昨年夏から、直近で急騰している仕手・材料株の逆張りショートシステムを動かしてみたところ、売り禁のせいでさっぱり儲かってないことが判明。そこで、売り禁の影響を調べてみた。

システムのスペック
・最適分散では当然、貸借銘柄限定。
・逆日歩が怖いためデイトレード。
・踏み上げられてS高張り付きを喰らわないように仕掛け方に工夫。手仕舞いは引け。
・S高張り付きで強制持ち越しとなる確率は1%。
・バックテスト段階の期待値は+2.3%。勝率71%(自分のシステム開発の実力はこの程度)
・1銘柄あたりの投入金額は35万円。

このシステムで今年はじめから6/30までの半年間、普通に仕掛けた場合と売り禁を除いた場合の利益曲線をプロットしてみた。

2015上半期_売り禁検証
※手数料未考慮

貸借:+405,500円
除く売禁:-3,100円

グラフにして初めてわかったのだが、売り禁の影響がここまで酷いとは思わなかった。もはや売り禁じゃないと期待値がプラスにならないレベル。いろいろな所で言われている「売りは難しい」というの本当のようだ。

本システムは使えないことがわかったので今月から停止して様子見するようにするが、ただやっぱり逆張りショートシステムは欲しい。じゃあどうすればいいかと言うと、そもそも売り禁になるような銘柄を対象とするのが良くないので、解析する銘柄を

・時価総額でフィルター
・対象銘柄をTOPIX400とかにする
・25日連続で売買代金が20億円以上
・恒常的に出来高がある

など急騰しても売り禁にならないような銘柄に絞ってロジックを組んでみようと思う。
ただ、あんまり期待値が高い戦略は作れなさそうだなあと思ったり。

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